中村義一「仕事のはなし」(「週刊文春」10/23号)

 今週の「週刊文春」の「仕事の話」(木村俊介さんが聞き手)、中村義一さんのお話を興味深く読んだ。

 『魂の仕事人』でも中村さんのお話は面白かった。やはり「職人」の話は肝がすわった感じがして好きだ。

 特に今回グッときたのは下記。

 
「職人は工夫で生きていくものだ。だから新入社員に何をしたらいいですかと質問されると腹が立ってね。俺だってわからねぇんだ。与えられた仕事をやるなら機械に敵わないんだ。わからねぇでいいからやれ、と無理に仕事をさせたらこちらに反応の余地も出てくる」

 
 そうか、「俺だってわからねぇんだ」って言っていいんだ! 先にいた人間も新入社員もその意味では同じなのだ。もちろん、だからこそ、結果を出した人間が偉いわけであって、年功序列など意味はない、ということなのだが。

 さらに、こんなことまで。

 
「高校生が幼稚園児に石をぶつけられても笑ってものを教えられるでしょう。教えられるって、バカにされてるってことなんだ。だから若い人は同世代の友人と、本気でぶつからなきゃ」


 強烈だが、そういえば自分も同期の連中には負けたくない一心でやっていた時があったし、それは今もどこかしらに残っているな、と思う。

 そうした条件が今の自分の新入社員にあるかどうかは分からないが、うまく方向付けていければと思う。
 
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by todoroki-tetsu | 2008-10-17 23:09 | 運動系 | Comments(0)

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