「ロスジェネ」イベントに行ってきた

 「ロスジェネ」イベントに行ってきた。本田由紀さんと上野千鶴子さんのイベントと実は結構迷ったのだけれども、結局世代の近さとなんだかよく分からないことが起きそうだという期待でこっちにした。萱野さんのお話だとなんでもマイケル・ハートさんの講演会もあったそうで、いやあ、なんとも盛りだくさんな日だったのですね。

 「思想地図」のイベントとも同じくいろんな人がいろんなことを書くと思うので、本当に思いつきだけを。

 ひとつ。緊張した感じの出演者が少なくなく、そのぎこちなさというかドキドキ感が伝わってきた。それはけっして嫌な感じではなくて、いい意味でそのぎこちなさというか緊張で、新鮮だった。もっと小規模な会場だとまた違ったのだろうけれども、多分キャパは400人くらいの会場で、300人くらいは埋まっていただろうか。その規模で緊張を共有できたのは面白かった。もちろん、これは僕が同世代だからだったかもしれない。他の方の感想を伺いたいところである。

 ふたつ。今色々何問題がある中で、例えば階級論のように言われているが、じつは世代間格差の問題ではないか、という提起。これは東さんが口火を切った話題だったと思うが、興味深く思った。次の「思想地図」も「ロスジェネ」も、上の世代と下の世代との接点を増やそうとしているとのこと。どちらも次が楽しみ。

 みっつ。最後にサイン会があり、8人全員が並んで座っていたのだけれども、すごく和気あいあいとしてほほえましかった。大澤さんが締めの言葉で、「色々と違いはあるけれども、対話の場が必要」と強調されていたのが大変心強かったのだが、まさにそれが目の前に光景として現れたような気がして、すごく和やかな気持ちになった。

 先日の「思想地図」のシンポジウムも面白かったけれど、難しいな、という感じが終演後の感想だった。今回は、なんだかよく分からないが、心があったかくなったというか、不思議な感覚で会場を後にした。
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by todoroki-tetsu | 2008-06-28 00:16 | 業界 | Comments(0)

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