爆笑のうちに読了。松本哉『貧乏人の逆襲』

 松本哉さんの『貧乏人の逆襲』を読了した。

 これはですね、電車でよんじゃいけません。結局半分くらいは通勤電車の中で読んだのだけれども、思わず声に出して笑ってしまったこと3回。声を殺して腹筋を攣ってしまったこと5回。ひざから崩れ落ちたこと2回。あとの半分くらいは風呂で読んだのだが――半身浴で一リットル弱の水を飲みながら本を読むのが日々のリラクゼーションなのです――、笑い声を一人ユニットバスに響かせること無数。

 底抜けに明るくて、元気が出る。世の中のことを色々と真面目に論じている本は山ほどあって、そうした本はそれで大変好きだし、大事だと思うけれど、この松本さんのパワーは全然すっ飛んでいて最高。

 全編にわたって読みどころ満載なのだけれど、僕が一番笑ったのはP.116-117の「3人デモ」と「恐怖! すっぽかしデモ」のところ。これはもう最高としかいいようがない。

 僕はサラリーマン書店員であって、一応は正社員でもあって、本当はもっと考えなきゃいけないというか、この本をただ笑うだけじゃなくてちゃんと受け止めなきゃいけない部分は大いにあると思う。とりあえず、もっと自分の職場を面白くしよう、自分だけがというんじゃなくて、みんなで盛り上がれるような職場にしたいな、と思う。

 こうしたパワーは、やはり運動というか、何か実際にやってる人だからこそ持つものなのかもしれない。雨宮処凛さんもこの本の巻末で対談していらっしゃるが、何か明るいのですね。ここに僕は救いというか、展望があるような気がしている。『思想地図』のような取り組みもすんごく大事で、優劣ではないということを断った上で、松本さんのようなパワーがすごく必要なというか、求められている気がする。

  さ、いよいよ今日になった「超左翼」の「ロスジェネ」イベント、どんな様子になるか楽しみである。
 
[PR]

by todoroki-tetsu | 2008-06-27 00:17 | 業界 | Comments(0)

<< 「ロスジェネ」イベントに行ってきた 永山則夫『無知の涙』読了 >>