水野和夫・島田裕巳『資本主義2.0』

 ウラゲツ☆ブログで見て以来、ずっと気にはなっていたのだ。「1995年に世界は変わった!!」との惹句のある、水野和夫さんと島田裕巳さんの『資本主義2.0』である。

 1995年というのは、とにかくいろんなことが立て続けに起きたな、という年であった。1975年の僕は、学年こそ違えど同じ年に生まれた雨宮処凛さんが表現する「盆と正月とハルマゲドン」という表現にしっくり来る。

 いやあ、同年代だなあ、などとのんびりとした感想を抱いていた。

 大澤真幸さんも以前から、そして近著『不可能性の時代』ではより詳細に、1995年を区切りとして議論を展開しておられる。せいぜいのところ、これくらいしか僕は知らなかった。「我らの時代」みたいにしか考えていなかったので、あんまり幅広くこの1995年という年を捉えようとしていなかった。

 そんなわけで、この本を手に取ってはじめて知ったのだ。水野和夫さんもすでに1995年を画期とする議論を展開されていたということを。

 これはいかん。ちゃんと読まねば。どんな風に他の論者の議論と切り結ぶことが出来るのか、楽しみである。
[PR]

by todoroki-tetsu | 2008-05-31 21:35 | 業界 | Comments(0)

<< 『ロスジェネ』をどう味わうか? 存在感抜群の『軋む社会』 >>