ふたたび、『蟹工船』

 先ごろ『蟹工船』について書き記した折、ブームの発端と思われるところを述べたが、今日の毎日新聞夕刊「プロレタリア文学の名作『蟹工船』異例の売れ行き」でようやく本当のところが知れた。

 高橋源一郎さんと雨宮処凛さんの対談を目にした書店員の取り組みが発端の由。

 同じ書店員としては「やられた!」あるいは「悔しい!」というのが正直な感想。僕もこの対談を読んでいただけに、「実行」がいかに重要かということがあらためて身にしみる。

 もちろん、書店員が置けば(あるいはPOPを書けば)すぐ売れるというようなものではなく、それはあくまで、お客様のニーズに合致する「提案」が出来た、ということである。

 実行あるのみ。10年近く書店員をやっているが、まだまだ。積極的にお客様へ「提案」できる書店員を目指したい。
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by todoroki-tetsu | 2008-05-14 21:27 | 業界 | Comments(0)

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